淋菌感染症(淋病)について

性病の特長

淋菌感染症(淋病)は性器クラミジア感染症の次に多い性感染症(以下、性病とする)で、性器クラミジア感染症と同時に感染することがあります。男性では、すぐにはっきりした症状が現れますが、女性は症状が軽く、進行するまで分からないこともよくあります。

淋病感染者の年齢別の割合

資料:厚生労働省「感染症発生動向調査」より

淋病の症状について

淋病の症状は尿道炎で始まり、尿道がかゆくなったり、痛んだり、下着が膿や少量の出血で汚れたりします。

女性の場合、おりものが増える・緑黄色の濃いおりもの・陰部が痒くなる・尿道から膿が出るといった症状が出る場合があります。これを放っておくと子宮内膜炎や卵管炎を引き起こします。

男性の場合は、尿道の痒み・尿道が熱っぽい・排尿時にヒリヒリ焼けるような痛み・尿道から尿が濁るような分泌物や粘液・黄色の膿が出る・ペニス全体が腫れ上がるといった、女性より重い症状が現れます。また、放っておくと、尿道炎・前立腺炎・精巣上体炎を引き起こし、男性不妊症になることもあります。

淋病に感染する要因

基本的には性交渉による感染ですが、自覚症状がほとんどないため、治療しないと何年も人に感染させることになります。淋病の菌は、喉、直腸、尿にも生息するので、口・肛門・尿を使った性行為も危険になります。また、口を使った性行為は喉へ感染し(その逆もあり)、無症状または慢性の扁桃腺炎を引き起こすことがあります。膿や分泌物がつけた手で目をこすると、結膜炎や角膜炎になることもあります。極稀に、血液から全身に広がり、関節炎や心内膜炎を引き起こすこともあります。

病気と病原体の出やすい場所

多く出やすい場所 精液、膣分泌液、外陰部、肛門直腸、喉、唾液
出やすい場所 尿
たまに出る場所 便

淋病の妊婦・新生児への影響

妊婦が淋病に感染していると、出産時、新生児が産道を通るときに新生児に感染します。その後、新生児は生後2~3週間頃になると目ヤニ、結膜の充血により結膜炎を発症します。

検査方法

性病の検査は、「1.病院での検査」と「2.郵送による自宅検査」の2つの方法があります。

「病院での性病の検査」と「自宅での性病の検査」を比較検討したい方は、こちらのページをご覧下さい。

「郵送による自宅検査」を検討している方は、下記をお読み下さい。

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