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2007年4月10日

高校生5割が予防に不安 松本市教委が性感染症アンケート

エイズなど性感染症(STD)について中高生の4割以上が「予防できるかわからない」と認識している実態が松本市のアンケートで明らかになった。性行動の低年齢化に伴う教育現場の対応が問われるなか、市教育委員会は「危機感を覚えざる得ない結果」と話している。

STDや予防法について「知っているし予防できる」は中学生で10%台、高校生で3-4割。高校生は「知らない」が約5%にとどまる一方、「なんとなく知っているが予防できるかわからない」が約5割を占め、一定の知識がありながら感染の不安を抱えている様子がうかがえる。

市教委の赤羽健次指導室長は「性行動の低年齢化は確かだが、十把ひとからげに性教育を早期化するより、個々の子どもやクラスの実態に応じて適切に指導していくべきでは」とみる。

市は新年度、STDを防ぐ性教育を充実させるため、全小中学校に外部講師を派遣し、教職員向けの授業研修も行う。ただし、文部科学省の学習指導要領は中学で「エイズ及び性感染症も取り扱う」と定めるが、性交の扱いには触れていないため、教育現場では「性交なしにエイズや性感染症を教えるのは矛盾では」との戸惑いもある。

アンケートは、第2次男女共同参画計画の策定に向け、昨年9月に市内の中学6校と高校2校(県立、私立各1校)で実施。中学生606人、高校生230人から回答を得た。

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