2007年12月8日
HIV新規感染者の5% 薬利きにくいタイプのウイルスに感染
厚生労働省研究班の調査によると、HIV新規感染者の約5.4%が、薬の利きにくい「耐性エイズウイルス」に感染していることが分かった。
研究班が2003~06年に新規感染した人のうち、1398人を対象に調べたところ、治療に用いられる代表的な3タイプの抗HIV薬に対して耐性があるかどうかを調べた。その結果69人のウイルスが1つ以上に耐性を持っていた。
-耐性ウイルス
耐性ウイルスとは、ウイルスが変化して薬に対して抵抗力を持ち、その薬が効かなくなったり、効きにくくなったりしたウイルスのことである。治療の途中での薬の投与を中止などといった不適切な使用が原因のひとつとして考えられている。耐性ウイルスはエイズウイルスだけでなくインフルエンザなど他のウイルス、また菌などにも起こり、問題となっている。